2005年10月23日

亀岡源平ものがたり 展

◆ 市制50周年・開館20周年記念 第40回企画展
『亀岡源平ものがたり』

開催期間 : 10月1日(土)〜11月6日(日)

平安時代末に登場した武士団は、保元・平治の乱を境に
歴史の表舞台におどりでて、 源平合戦で二大勢力が激突します。
この内乱の勝者となった源頼朝は鎌倉幕府を開き、
中世の幕が本格的に切って落とされました。
 
ここ亀岡の地も、こうした動向と深くかかわり、
源氏・平氏にまつわる伝承が数多く残されています。
それらの伝承を裏付ける史料はありませんが、
亀岡の人たちが数百年に渡り、それを伝承してきたことには
大きな意義があります。
 
本展を契機に、伝承からふるさとへの愛着心を高めてほしいと
考えています。
亀岡資料館公式サイトより)

 この企画展には、文覚上人の遺品も展示されます。
 機会がありましたら、ぜひおいでください。
posted by 戀塚寺 at 19:54| Comment(5) | TrackBack(1) | メディアでの紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ平家物語のぼんやりと申します。
トラックバックありがとうございます。
恋塚寺様は現在再建工事中なのですね。
無事に工事が終了しますことをお祈りしています。

「亀岡源平ものがたり」展、今週末の日曜日には横澤大典氏による講演があり、たいへん楽しみにしています。
Posted by ぼんやり at 2005年10月25日 23:50
>ぼんやりさん
 コメントありがとうございます。
 「亀岡源平ものがたり」展、当寺からは少し遠いのが残念ですが、興味深い講演などもおこなわれるようなので、ぜひ行きたいと思っています。
 ぼんやりさんは、もういかれたのですよね。
 展示の様子など、お教えいただけるとうれしいです。
Posted by 恋塚寺 at 2005年10月26日 19:42
 今日横澤大典氏の講演大変勉強になりました。結構多くの方が聞きに来られていました。また展示図録の表紙写真が文覚寺の観音菩薩で、これが文覚上人の念持仏と伝えられているようです。展示室は常設展示の奥なっているのですが、文覚ファンとしてはまず眼に飛び込んできたのがこの観音でした。全体として展示はコンパクトですが、亀岡そして口丹波に伝わる源平に関わる伝承の重要性が、展示を通じて伝わりました。源平盛衰記にあるよう、文覚上人は幼年時代を丹波亀岡で過ごしたと信じています。
Posted by nami at 2005年10月30日 20:26
>namiさん
 横沢氏の講演、おいでになったのですね。
 いろいろな方のブログなど見て回りますと、
 内容の濃い講演だったと満足されている方が多いようですが、
 namiさんはいかがでしたか?

 展示図録の表紙に文覚上人の像が使われていると聞き、大変うれしく思っています。
 文覚ファンのnamiさんが、
 『まず目に飛び込んだ』とおっしゃるこの像、
 私は写真で拝見しました。
 やさしい中にも凛々しいお顔ですね。
Posted by 恋塚寺 at 2005年11月01日 05:38
 歴史上の人物の生涯なんてのは長くてもたかが100年を超えることはまずありません。源三位頼政も高齢で挙兵したといえども80歳そこそこの年齢でその生涯を閉じたわけですし、義経などは流星のように現れて瞬く間に消えていくといった存在でした。私のファン、文覚上人の場合もたかが60有余歳の生涯で神護寺や東寺といった寺院再興のために奔走したのですが、要はその人物が史上で如何にあったかということも大切ですが、それに加えて後世の人々が長い時間の中でその人物を如何に伝えてきたかということも大きな財産なのであって、その意味でも史実以上に地域に残された伝承は大きな意味を持っている、そう感じました。 
Posted by nami at 2005年11月04日 01:27
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源平合戦と亀岡
Excerpt: 亀岡文化資料館の企画展「亀岡げんぺいものがたり」の特別講演に行ってきました。 講
Weblog: 平家物語
Tracked: 2005-11-01 00:07